多くの草食動物たちと珍しい肉食動物たちをたくさん見ることができました。野生の生き生きとした動物たちの生活を、広い草原の中で見つけていくことの楽しさはサファリでしか味わえません。肉食動物たちは1日ドライブして1回見れるかどうかという頻度のため、見つけた時の興奮はかえがたいものがあります。見渡す限りに広がる草原の中に絶えず続くヌーの群れもサファリならではの景観です。珍しい動物が遠くに見える場合もあるため、高倍率のカメラを持参されることを強くおすすめします。
ボートサファリは鳥たちがいっぱい。追加料金でクレセントアイランドに上陸できます。私たちはせっかくなので上陸しました。ドライブのサファリでは車から降りることはできませんが、ここなら徒歩で動物と写真がとれる可能性があります。島に動物たちがたくさんいて大変よい場所でした。ドライブのサファリは1日中ひたすら平原を走りながら動物たちを探します。最初は動物が見つかっただけで大喜び、次第に珍しい肉食動物を追いかけるようになります。日本ではできない体験です。
初日はトラブル続きでした。ドーハ経由のフライトでしたが、機材トラブルで出発が遅れ、ケニア到着も遅くなり、初日のジラフセンターはなしに、さらに到着した後でケニア郊外を出てすぐ車が故障し、2時間ほど、よくわからない道端に待機。その後、トレーラーの横転する大事故による渋滞にまきこまれホテルの到着は深夜。ホテルの夕食は日本人向けで大変おいしいものでしたが、さすがに時間も遅く喉をあまり通りませんでした。発展途上国の旅ですので想定内ではありました。そんなトラブルの中でも常に私たちを助けてくれたのが現地ドライバーのチャールズです。どんなトラブルにも冷静に対応してくれ、ゲームドライブ中はすこしでも珍しい動物をみられるように奮闘してくれ、堪能な日本語で安心して旅をすることができました。最終日は予定をつめて初日に行けなかったジラフセンターにも寄ってくれトラブルを補ってあまりある素晴らしい旅にしてくれました。