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タンザニア特集

■絶景の夕陽と旧跡が彩る魅惑の島 ザンジバル

タンザニアの沖合い40km、インド洋に浮かぶ珊瑚礁の島ザンジバル。その歴史は古く、アラブ諸国によるインド洋貿易の拠点として19世紀に築かれた。当時はダウと呼ばれる木造船が行き交い、ガラス細工や織物、金、象牙、そして奴隷の取引がさかんに行われていたという。この結果、アラブ様式と土着のアフリカ文化が混合して生まれたスワヒリ文化に、インドやヨーロッパなどが交錯し、ザンジバル独特の文化が育まれた。中心街ストーン・タウンの街を歩けば、この地の歴史を肌で感じることができるだろう。
また、透明度が高く澄みきったザンジバルの海では、シュノーケリングやダイビングも人気。何よりも水平線に沈む夕陽の美しさは、まさに絶景の一言である。
●ザンジバルのみどころ
・ストーン・タウン
島の西に突き出た半島にある港町。迷路のように入り組んだ街には、繊細なアラベスクがびっしりと刻まれたザンジバル・ドアや海産物を売る屋台、スルタンの宮殿にカテドラルなど、様々な文化様式が混在。通りにはヨーロッパとアラブが混ざり合ったような建物が所狭しとひしめきあっている。
・オールド・アラブ砦
1710年頃に街の防衛のために建てられた初期の要塞。1754年にアラブの攻撃を受け破壊された。現在は四方の壁と四角い玄関、角には銃眼を設けた塔が残っている。内部は一部改装され、スタジアムやレストランに。
・大聖堂

かつて奴隷市場があった場所に建てられた教会。反人道的なマーケットの歴史を、自由と平和と発展の歴史に塗り変えるべく建造された。キリスト教会堂スタイルとゴシック建築、アラブ風とをミックスした様式で、ザンジバル特有のすばらしい彫刻が入口のドアに施されている。また、教会横にはスウェーデン人の彫刻家が造った奴隷の像が歴史の証人のように残されている。
・パレス博物館
もともとスルタンのパレスだった建物で、歴代のスルタンの巨大な肖像と、彼らが使用した調度品が当時のまま展示されている博物館。その豪華な品々を目 にすれば、奴隷売買がいかに莫大な利益をもたらしたのかをうかがい知ることができる。
・驚嘆の家
1883年、式典用に建てられた宮殿で、1911年までスルタンが実際に暮らしていた場所。現在は博物館になっていて、中に入るとすぐに本物のダウ船が置かれた展示室がある。3階のテラスからはストーン・タウンの街並みやインド洋が一望できる。
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