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南アフリカ特集

■南部アフリカはここ!

政体= 共和制言語= 英語、アフリカーンス、ズールー、コーサ、ソト語など
住民= コーサ、ズールー、ソト、ツワナなどのアフリカ先住民族,ヨーロッパ系(アフリカーナー、イギリス系など)13.6%、カラード8.6%、インド系2.6%
宗教= 大部分がキリスト教(オランダ改革教会、メソディスト、アフリカ独立教会など)68%、イスラム教2%、ヒンドゥー教1.5%、ユダヤ教など。ほかにも各部族の伝統的な自然崇拝などがある。
面積= 121万9912km2 日本の約3.2倍
人口= 約4690万人(2006年)
■ワイルドライフの掟が世界のすべて 広大な野生の王国クルーガー
表情に富んだ豊かな自然に恵まれた南アフリカには、数多くの自然・動物保護区がある。珍しい動物たちを間近に感じたり、奇抜な景観に驚嘆したり・・・。なかでも北東部に広がるクルーガー国立公園は、敷地面積約200万ヘクタールを誇り、世界でも10本の指に入るといわれるこの国最大の国立公園。南部は緑が多く、高級ロッジがいくつも建ち並ぶ一方で、北部は乾燥して開けた場所が多い。生息する動物の種類と数も世界最多、アフリカらしいワイルドな景観を楽しむことができるだろう。
この公園の歴史は1898年までさかのぼる。ハンターや毛皮交易による乱獲で激減した動物たちを保護するため、時の大統領ポール・クルーガーによって創設された。以降、敷地は拡大され、生態系のバランスを保つための徹底した管理がなされており、自然保護のお手本になっている。この圧倒的な大自然、残酷でありながらも野生のルールに従って生きることの大切さ。その営みを目にしたとき、人間も自然の一部なのだと感じることができるだろう。
●ビッグファイブを探せ!
ビッグファイブとは、サファリで特に人気の高いゾウ、ライオン、サイ、ヒョウ、バファローの5種類の動物を指す。これらはかつてハンティングの獲物ベスト5だったもの。南アフリカではこれらビッグファイブが紙幣のデザインにも用いられているとか。彼らに共通することは、大型であること、なかなか出合えないこと、そして人間に危害を加える可能性があること。ここクルーガー国立公園にはビッグファイブすべてが生息する。しかし野性動物はきまぐれ。必ずしも見られるという保証はない。
・ゾウ
陸上の哺乳動物としては最大。高さ約4m、体重はオス6トン、メス4トンにも及ぶ。他の野生動物たちが暑さを嫌い、日中は茂みに隠れているのに対し、ゾウは水浴びをするため、昼間のほうが遭遇するチャンスは大きい。園内中央〜北部にかけてのレタバ、オリファンツ、シンウエジ周辺で多く見られる。
・ライオン
アフリカ大陸最大の肉食動物にして百獣の王。夕暮れや夜明けに行動するので、昼間に遭遇することはほとんどない。半径8kmにも響き渡る咆哮は、聞いただけで背筋が凍る思い。サタラ・キャンプやモパニ・キャンプの周辺に多く生息している。
・サイ
生きている化石ともいわれ、体重は2トン近くになる。クロサイとシロサイの2種類に分かれるが、両者とも体は灰色で、大きな違いは口の形のみ。行動時間は早朝と夕暮れ時。気性は荒い。ロウアー・サビーやスククーザ周辺に生息。
・ヒョウ
大型のネコ科の動物で、茂みで暮らし木にも登る。夜行性なうえ機敏で用心深いため、ビッグファイブの中で最も出合いにくい。狙い目はスククーザからロウアー・サビー周辺。
・バファロー
頭の上にあるがっしりとしたツノが特徴。100頭以上の群れをなすこともあり、稀にだが500頭もの大群と出くわすこともある。一見のっそりとした愚鈍な印象を受けるが、機嫌を損ねるとビッグファイブの中でもっとも危険。レタバ、オリファンツ、サタラ、ロウアー・サビーなど比較的広範囲で見ることができる。
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