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TOPの中の フランス特集

芸術家が愛した伝統と感性のパリ・エレガンス 歴史と文化に彩られた美しい街並みを歩く フランス

■個性あふれる郊外の都市へ フランス・ショートトリップ2

●アヴィニヨン

アヴィニヨン イメージ

古くは紀元前6世紀頃、交易のためにマルセイユからローヌ川上流を目指したギリシャ人の拠点となった街で、14世紀にローマ法王庁が移転し、70年間にわたってローマ法王領として栄華を誇った。当時、法王が暮らした宮殿を始め、市庁舎のある時計台広場、サン・ベネゼ橋など華やかな時代の風景が街のいたるところに残されている。毎年夏には国際的な演劇祭が開催されることでも有名。

・法王宮殿

法王宮殿 イメージ

1309年、法王クレメンス5世が法王庁をアヴィニヨンに移し、以来約70年間、7代の法王が暮らした宮殿。厚さ4mの壁に囲まれた外観はまさに堅固な城塞。内部は新旧2つの宮殿にわかれていて、建物の総面積は1万5000㎡にも及ぶ。当時は、イタリア・フランス文化の交流点として、経済的にも文化的にも繁栄を享受していた。

・サン・ベネゼ橋

サン・ベネゼ橋 イメージ

12世紀に架けられた橋で、一般にはアヴィニヨン橋として知られる。この橋はアヴィニヨンの城壁の外側にあり、ローヌ川に架かっている。もとは22連のアーチがある長さ920mの橋だったが、現在は橋脚が4つ残るのみ。ローヌの心地よい風が吹く橋の上には、小さな礼拝堂がある。

DATA

Avignon
アクセス:パリ/リヨン駅からマルセイユ方面行きのTGVでアヴィニヨン駅まで約2時間40分。

●ニース

ニース イメージ

世界的なリゾート地として有名な南仏の街。リヴィエラの女王と称えられ、多くの観光客がバカンスに訪れている。古くは紀元前5世紀頃ギリシャ人によって建設され、交易殖民都市ニカイアとして発展した。長い歴史の中では、スペインやサルデーニャ王国(イタリア)などに帰属したこともある。1860年にフランス領となったが、現在も、高級ホテルやレストラン、カジノが軒を連ねる華やかな海岸通りから一本路地に入った旧市街には、イタリア的な雰囲気が漂っている。

・イギリス人の散歩道

イギリス人の散歩道 イメージ

約3.5kmにわたって続くビーチ沿いの遊歩道。18世紀、暖かい地中海に憧れる裕福なイギリス人たちが保養地として利用し、遊歩道の整備にも多額の寄付をしたことから、この名で呼ばれている。1年を通して海に向かって椅子が並べられ、時間を気にしない人たちが思い思いに過ごしている。

・旧市街

・旧市街 イメージ

オペラ座、市庁舎、裁判所、教会などがある旧市街は、優雅な高級リゾートとは正反対の庶民的な街並みが広がっている。迷路のような通りでは、洗濯物が風になびく風景や、生活を楽しむ人々の笑顔に出会うことができるだろう。広場には朝早くからマルシェが開かれ、地中海の魚介類やプロヴァンスの花を求める人でいつも賑わっている。

DATA

Nice
アクセス:パリ/リヨン駅からTGVでニース/ヴィル駅まで約5時間40分。

●アルル

古代ローマ時代から中世にかけての歴史の息吹が強く感じられる街。当時はローマ属領の中でも屈指の大都市で、円形闘技場や古代劇場など多くの巨大都市遺跡が残されている。またアルルはゴッホが晩年を過ごした街としても有名。南仏の強烈な太陽を求め、1888年にこの地へ赴いたゴッホは、翌年の5月まで滞在し、代表作「跳ね橋」などを含む200点以上もの作品を制作したという。今も絵画に描かれた風景を見に多くの観光客が訪れている。

・円形闘技場

円形闘技場 イメージ

1世紀末につくられたという巨大円形闘技場。中世には要塞として改築され、一時期はアーチがふさがれていた。19世紀に闘技場として再建され、かつての姿に近いものとなった。現在も夏から秋にかけて闘牛が行われている。

・古代劇場

古代劇場 イメージ

紀元前1世紀に建てられた当時最大級の劇場。5世紀には教会用の建材として大理石が切り出され、9世紀には要塞に改造されるなどの歴史をたどるが、17世紀に再発見され復元された。現在は2本の円柱を残すのみ。

・サン・トロフィーム教会

サン・トロフィーム教会 イメージ

初代アルル司教となった聖トロフィームの聖遺物を祀るため、11世紀に創建された教会。教会正面入口の彫刻装飾ポルターユや、「キリストの復活」や聖パウロの彫像などの、円柱に施された見事な彫刻装飾で知られる回廊など、じっくりと鑑賞したいものが多い。

DATA

Arles
アクセス:パリ/リヨン駅からマルセイユ方面行きのTGVでアヴィニヨンへ。(約2時間40分) 急行に乗り換えアルルまで約20分。

●マルセイユ

マルセイユ イメージ

紀元前600年にギリシャのフォカイア人が築いた殖民都市「マッシリア」に始まるフランス最古の都市。天然の良港に恵まれたこの街は貿易の中心地として発展し、現在もフランス第2の規模を誇る。この地方の料理ブイヤベースは大変有名で、街のレストランにはサフランの香りがあふれている。

・旧港

旧港 イメージ

19世紀まで貿易の中心地として栄えていたマルセイユの港。現在はヨットやクルーザーなどレジャー用の船と、地元の漁師が近海で漁をする漁船がぎっしりと停泊している。ベルジュ河岸に毎朝立つ魚の市場は、地元の人々や観光客などでいつも活気に溢れている。

・ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院

ノートルダム・ド・ラ・ガルド寺院 イメージ

丘の上に建つローマ・ビザンティン様式の聖堂で、マルセイユのシンボル。鐘楼の上に燦然と輝く金のマリアが、航海に出る船乗りたちの守り神として崇められてきた。マルセイユの財力を示す絢爛豪華なモザイク装飾が見もの。

DATA

Marseille
アクセス:パリ/リヨン駅からTGVでマルセイユ/サン・シャルル駅まで約3時間。

©MAISON DE LA FRANCE、パリ政府観光局、ニース政府観光局、ボルドー観光局
※写真はイメージ

フランス国旗
政体 共和制
言語 フランス語
住民 ケルト人、ゲルマン民族(フランク系、ノルマン系)などの混血宗教= カトリック約80%、イスラム約7%、プロテスタント約1.5%など
宗教 カトリック約80%、イスラム約7%、プロテスタント約1.5%など
面積 約55万km2(海外領土を除く)
人口 約6290万人(日本の約2分の1、海外領を含む)(2006年)
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